【 Menu 】 by naoko
ある調査で、肌の綺麗な女性はどんな食べ物を取っているか調べてみると、「カボチャ」「トマト」「鮭」が多かったそうです。
この3つは偶然にも(?)我が家でも頻繁に食卓に並びます。カボチャはどうしても煮物でいただく事が多いのですが、時々、目先を変えたくてこの「カボチャのコロッケ」を作ります。
豊富なカロテンを含むカボチャですが、油で揚げることにより、カロテンの吸収も良くなります。またひき肉も加えるのでたんぱく質も摂取出来る嬉しいメニューです。
カボチャの皮はついたまま使います。カロテンを多く含む場所ですし、家庭料理らしい素朴な美味しさになります。
我が家ではじゃがいものコロッケもよく作りますが、娘は「買ってきたコロッケも美味しいけど、ママの作ったコロッケが一番美味しい。」と言ってくれます。
<材料(4人分)>
カボチャ 中くらいの大きさのもの 1/2個弱(約600グラム)
ひき肉(牛または牛豚合挽き・赤身) 200グラム
玉ねぎ 1個
バター 大さじ1
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
卵 1個
小麦粉・パン粉・揚げ油 適宜
①カボチャはわたを取り、5~6センチ角に切り、蒸し器で竹串がスンナリ通るまで蒸します。
②カボチャが軟らかくなったら大きいボールに移し、つぶします。
③玉ねぎをみじん切りにして、バター小さじ1/2を溶かしたフライパンで炒めます。
焦げないように気をつけながら、透明になり、しんなりするまで炒めたら、皿に取ります。
④一度フライパンをきれいに洗い、再びフライパンを熱してバターを溶かして、ひき肉を入れ炒めます。バラバラになるまで火を通したら、フライパンを傾け、出てきた余分な油をキッチンペーパーできれいに拭いましょう。
⑤フライパンのひき肉に③の玉ねぎを入れて混ぜ、塩小さじ1/4、こしょう少々で味付けして火を止めます。
⑥炒めたひき肉・玉ねぎを②のカボチャに加え木じゃくしでよく合わせて、完全に冷まします。
⑦⑥を8等分に分けてたいこ型に整えます。
小麦粉・卵・パン粉の順に衣をつけます。
皿にパン粉を少し敷き、生のコロッケを置いたらラップをかけて冷蔵庫で30分寝かせます。この方が味がよくなります。(この写真は、コロモをつける前で、8個に分けたところ。)
⑧揚げ油を170~180度に熱して、コロッケを2~3個ずつ入れます。
カラッときつね色になったら揚げ網で取り出し、網を敷いたバットで油を切ります。
⑨キャベツのせん切りなどを添えて、お好みのソースでいただきます。
『エリーの一言コメント』 ~*~
以前は「カロチン」と習った言葉が「カロテン」となりました。文部科学省が発行する『五訂日本食品標準成分表』が改訂されたのは、2000年11月。その時以来、正式に「カロテン」と呼ぶようになったとのことです。たぶん読み方の関係でより英語に近くなったという理由らしいです。
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