【アンチエイジングのために腸を若々しく】2011年11月
肌の綺麗な人は腸も若いという結果がある調査で明らかになりました。便秘気味になると肌が荒れたり、吹き出物が出たりすることを経験した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は肌年齢を若く保つために腸を元気にする効果的な食事の取り方についてお伝えします。
いつもスッキリとしたお通じのためには「食物繊維」をたっぷり取る事が大事ということはご存知だと思います。
この食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があり、この2つをバランス良く取る事が大切です。
私達は食物繊維というとまず頭に浮かぶのは「野菜(葉野菜や根菜類)、イモ類、豆類、玄米等の穀類」ですが、これらは「不溶性食物繊維」です。これに対し「果物類(みかん、バナナ、りんご等)、こんにゃく、しらたき、海藻類、オクラやモロヘイヤ等のネバネバ食品」は水溶性食物繊維を含みます。
この「不溶性」と「水溶性」を「2:1」の割合で取る事が大切なポイントです。
不溶性ばかりたくさん取っているとお腹が張って逆に便秘気味になったり、またストレスが原因の便秘にはゴボウや玄米は不向きであることもわかってきました。
特に日本人は水溶性食物繊維の摂取はまだ足りないそうなので、水溶性食物繊維を意識して取るよう心がけましょう。
また腸内にすむ腸内細菌もアンチエイジングのための大切なカギを握っています。加齢に伴って腸の中の悪玉菌が増えてくるので、腸の老化も進みます。腸を若々しく保つためには善玉菌であるビフィズス菌入りのヨーグルトや善玉菌のえさになるオリゴ糖(バナナ、玉ねぎ、にんにく、アスパラなどに含まれます)も毎日の食生活に加えましょう。
実は私も年齢と共に胃腸が弱ってきた気がします。体に良いと言われる玄米等を食べると逆に胃腸の調子が悪くなったりすることもあります。
やはり「健康に良い食品」を正しく知り、また今の自分の体の状態とよく向き合い、肌の様子や体の調子を的確に判断する「総合力」といったものが皆さんそれぞれに必要なのではと感じています。
心も体もバランスの取れた素肌美人を目指したいですね。
by naoko
naokoのビューティコラム一覧に戻る 美肌を作る知恵がつきます!