ご注意!サラダ油、ゴマ油の取り過ぎは老化や不調の原因に・・・。

【ご注意!サラダ油、ゴマ油の取り過ぎは老化や不調の原因に・・・。】2012年10月

家庭で食卓に上る揚げ物や炒め物に、皆さんはどんな油を使っていますか?殆どの方はリノール酸を含むコーン油や紅花油や大豆油を原料にした「サラダ油」や「ゴマ油」ではないでしょうか。

これらの油は不飽和脂肪酸の中のオメガ6系脂肪酸を含むのですが、取り過ぎると老化を促進させてしまうことが判っています。

リノール酸=健康に良い油と以前は言われていましたが、最近では取り過ぎに注意しなければならないというのが新常識なのです。

何故オメガ6系脂肪酸の取り過ぎが老化を進めてしまうのでしょうか?

それは体内で炎症を起こし、それが老化に繋がるからなのです。特に、更年期は要注意。というのは、女性ホルモンには炎症を抑える作用があるのですが、その女性ホルモンが減少する更年期はその働きも弱くなり、炎症を促進させてしまうのです。

では、どんなことに注意すれはよいのでしょう?

それは2011年8月のビューティコラムでご紹介したシソ油やエゴマ油やアマニ油や魚に含まれる「オメガ3系脂肪酸」を積極的に取ることです。

大切なのは、オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸をバランス良く摂取すること。オメガ6系脂肪酸は決して悪い油なのではなく体に必要な油なのですが、取り過ぎが良くないのです。理想はオメガ6とオメガ3を「4対1」の割合で取ることです。

ただどうしても外食やファーストフードや加工食品は多くのオメガ6系脂肪酸を使用するので、家庭では心がけてオメガ3系脂肪酸を取ることをお薦めします。

メディアによく出る美しい人や美容家は賢い油の選択をしているように思います。

皆さんもバランスの良い油の摂取を日々の食事作りの中で実践してみてくださいね。

by naoko




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