保湿
老け顔のポイントとしては、しわ、たるみ、しみ、くすみです。これらを除いてくれることを積極的に行うことによって、かなり加齢をおさえることが可能です。
1.乾燥対策
スキンケアの第1は、とにかく「保湿」です。お肌のアンチエイジングには、潤いが欠かせません。冬場は空気が乾燥するので、お肌への影響も大。特にNY(アメリカの東海岸)の冬の乾燥はすさまじいです。肌がバリバリと音を立てるかと思うほど。。。環境からくる乾燥も防ぎたいものです。
事実として、20歳を過ぎると、もう角質層に存在する潤い成分が減り始めてきます。その為、表面が乾いてはがれやすくなり、水分が隙間からどんどん蒸発していきます。つまり、弾力がなくなる要因です。ここからしわが造られてしまうのです。若いときは大丈夫だったのに、、、という人も気づかないまま乾燥肌になってしまいます。
まずは、クレンジングをしっかりする。そして、保湿成分の入っている洗顔料、続いて化粧水をたっぷりと使う。たまに、角質ケアのためにスクラブ洗顔をしたり、パックで栄養を与えたり、今まで以上に丁寧なステップで行うことが大事になります。
エリーは、自宅にいるときや夜寝る前に、あまりにひどい乾燥のときはバセリン(Vaseline)を目の周りなど気になるところに塗っています。少々べとつきますが、家にいるときは構いません。大変効果的ですし、安いのも嬉しいですね。ドライな唇にもいいですよ。
2.紫外線対策
強い紫外線によって、肌の下の方からしみが作られてしまうことはもう常識となりました。
とにかく紫外線予防=美白ケアと言われるくらい、UVから皮膚をしっかり守らなくてはなりません。基礎化粧品をつけたら、日中は最後にしっかりと紫外線予防効果のある下地クリームを塗りましょう。その後に、リキッドファンデーションでベースメークをします。
紫外線予防に対しての思い込みが、「気温が高いと紫外線が多い」というのがありますが、これは間違い。例えば日本の場合、一番紫外線が多い時は、6月。4月ごろから一気に増え始め、強い紫外線でもって地面が温められてきて、じわじわと気温も上昇していくものなのです。
ですから、紫外線予防には、夏のひざしを実感してからでは遅いのです。できればゴールデンウィークあたりから、肌への準備を始めることがベスト。
そして、強い紫外線を浴びてしまったら、もちろんすぐにローションパックなどで手当てをするのが肝心。さらに大事なのが直前ケアです。紫外線をあびる前に肌にしっかり潤いを与えておくという一手間が後々効果を見せてきます。先に潤いと美白成分を与えておけば、ダメージの受け方もずっと違うのは言うまでもありません。そして、でかける当日は完璧な紫外線カットのためのクリーム(SPF30以上のもの)を塗りましょう。
3.血行対策
冷えなどから血行が悪くなると、肌の新陳代謝が衰えてきます。まずはくすみの原因になりますから、冷えを徹底的に防ぎましょう。それには、定期的な軽い運動するとか、腹筋するとか、なにか筋肉運動をすると体に血液が循環します。ヨガも最高に実感できますね。
それから、食べ物としては、冷えを呼び込む冷たい飲み物、食べ物に気をつけること。不規則な食事は代謝を乱すからやめること。
腰を暖かくすると冷えの予防になります。寒いからといって、足が冷えるからといって安易に洋服を着込んだり、靴下を余分に履いたりしても、根本的な解決にはなりません。
まずは、積極的に体を動かしてみる。そして、食べ物、飲み物に気をつけるということを率先してやってみましょう。
4.顔の表情対策
加齢と供に次第に落ちていく筋肉。体だけではなく、同じことが顔にも起こってきます。顔にもまた無数の顔面筋が張り巡らされていますから、それを鍛えてあげる。
顔の表情筋の衰えが原因で、表情筋が衰えてしまうと、肌がゆるんでしまいます。その結果、肌たるみが起こり、以前とは違う「老け顔」になっていくのです。
普段から意識して表情筋を使ってあげましょう。では、どうやって?
普段あまり人としゃべらない生活をしていると、(例えばPCに向かう仕事が長いとか)表情筋が表情筋が使われないため、表情筋がだんだん衰えてきて、いくら若くても締まりのない表情というか顔つきになるそうですよ。
喜怒哀楽を出して、やはり人としゃべって表情を豊かにするように心がけましょう。
簡単な顔面体操としては、口を前にとがらして、顔の全ての筋肉を顔の中央にまとめようとする体操。その後、今度は口を大きく縦に「お」の字のように開いて、目もカッと見開き、顔の全ての筋肉を縦に伸ばす体操をする。
これはNHKの朝の主婦の番組で紹介されていましたが、たったこれだけの体操で、60代の主婦の顔つきが大変いきいきとしてきて、美人度がアップしていました。一日に、思い立ったときに数回ずつでいいそうです。