大根
【 Menu 】 by naoko
大根は秋から冬にかけて甘味が増します。我が家でもおでんを作れば一番先になくなるのが大根。
具沢山のお味噌汁に大根を加えると、大根の甘味がほっとする味に仕上げてくれます。
大根はちょっと地味な野菜ではありますが、食物繊維が豊富なので整腸作用があり、またがん予防効果もあるので、いろいろなメニューに取り入れてみてください。
今回は干しえびと干し貝柱の旨味をたっぷり含んだソースと大根を一緒にいただきます。
大根はまず、しっかり下茹でをすることがポイント。手間を惜しまないことで美味しくてやさしい味のいつもよりちょっぴりお洒落な大根メニューが楽しめます。
<材料(4人分)>
大根 厚さ3センチの輪切り4切れ
干しえび 10グラム
干し貝柱 10グラム
砂糖 大さじ1/3
酒 小さじ1
塩 小さじ1/2
固形スープの素 1個
松の実 大さじ1
片栗粉 大さじ1
ごま油、塩、こしょう、米、貝割れ 適宜
①干し貝柱は前の晩から軽く水洗いして1カップの水で戻しておきます。
②干しえびは1カップのぬるま湯で30分程戻し、荒みじん切りにします。戻し汁はソースに使いますから、取っておきましょう。
③大根は3センチ厚さの4切れの輪切りにして、それぞれを面取りします。
④鍋にたっぷりの水を入れ、米を大さじ2加え、大根を茹でます。
最初は強火で沸騰したら、弱めの中火して、大根に串をさしてスーッと通るまで茹でます。茹であがったら、さっと水で表面を洗います。
⑤大根を下茹でしている間、にソースを作ります。
貝柱は軽く身をほぐします。戻し汁に干しえびの戻し汁を加え1.5カップ用意します(戻し汁だけで1.5カップにたりない場合は水を足します)。
小さめの鍋を熱し、ごま油小さじ1でえびと貝柱を焦げないように弱火で2分程 炒めます。
そこに戻し汁を加え、砂糖大さじ1/3、酒小さじ1、塩小さじ1/2で味付けをし、アクを取りながら10分程弱火で煮ます。
⑥別の鍋に300ccの水を入れ固形スープの素1個を加えて火にかけ、スープが溶けて沸騰したら、下茹でした大根を加えて再び沸騰したら弱火にして20分ほど煮ます。
⑦煮込んだ大根は一度皿に取り、ごま油小さじ2を熱したフライパンで両面こんがりと焼き、塩、こしょうをします。この時、こしょうは荒びきのものを使い、ピリッとこしょうを効かせるのがポイント。
⑧片栗粉大さじ1を水大さじ2で溶き、④の温めたソース入れとろみをつけ、皿に盛った大根の上にかけ、松の実、彩りの貝割れ等を添えます。
『エリーの一言コメント』 ~*~
ちょっと涼しくなると急に買いたくなるのが大根です。私の住むアメリカの近所の韓国系スーパーにもいつも置いてあります。さすがに秋になるにつれて太っちょのがでてきて、おでんによさそう、と思います。それを今度は目先をかえて、上品に貝柱を使ってみる。女性らしい甘みにある大根に変身します。これは特に女性に人気。ちょっと炒めるところがコクを出すポイントでしょう。
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