プロフィール

エリー・グレース。アンチエイジング実践家でNYのフラワーデザイナー。フラワーアレンジメントと草月流生け花を教える。NYのキタノホテル、NY総領事館の活けこみなど。

メンタル分野では、アメリカのラーニングストラテジーコーポレーションの教材を学んでいる。主催者のポール・シーリィやジャック・キャンフィールドなどのメンタル理論を実践。マスター・チュンイー・リンの気功も独学中。
Leaning Strategies Corporation




宮城県出身。NY在住。

高校2年: ロータリー留学生として米国アラスカ州アンカレッジ市の高校に1年間留学。

大学: 米国ミネソタ州立大学、スピーチコミュニケーション学科卒業

欧州ベルギーのブリュッセル時代: 1989年(息子たちが2歳と5歳のとき)から1993年まで、夫の駐在のためベルギー滞在。公用語はフランス語。英語は話せるがフランス語には苦労する。息子二人の子育ては日本、ベルギー、アメリカにて。

1993年2月~米国ニューヨーク在住。
1999年3月~NYでフラワーアレンジメント教室開校。
2004年5月~(株)アビサル・ジャパンの美容顧問。北海道産の甜菜糖(てんさいとう)を使ったシュガースクラブなどの自然化粧品。
2007年3月、レイキ第3過程まで取得。
2008年10月、生け花草月流、二級師範参与を取得。
2010年1月~フラワーアレンジメント日本支部、沖縄教室開校。
2010年11月~NYで生け花草月流レッスン開講。
2011年2月~アンチエイジングとウェルネスの当サイト運営開始。
2012年4月、生け花草月流、二級師範理事を取得。
2012年4月、アメリカ・テレビジャパン出演、「ギフトバックアレンジ」紹介
2012年9月、雑誌「ミセス」にNYのフラワースクール紹介される。




【 私の人生に転機を与えた「スラムダンク」! 】

『フラワーニュースレターエリー・グレースのNYフラワー通信2010年9月号のエッセーより』

NYからこんにちは。エリー・グレースです。

私は日頃からアンチエイジングを多角的に捉えて、「美」を分かち合いたいと願っております。

NYでお花を仕事としてから11年。週1の自宅教室からスタートしたフラワーアレンジメントは、延べ約400名に教え、沖縄に日本支部もできました。私が与えられたタレント(才能)は、花を活けること、教えること。その両方はおかげさまで天職と思い、日々楽しませていただいています。

でも常々、お花だけにとどまらず、「美」をもっと大きく捉えて、心と体について発展させていきたいな、と思っていました。それをお話します。その展開のきっかけとなるものがあったからです。




NYでフラワーデザイナーとなる転機となったのが、花に燃えた友人と漫画の「スラムダンク」(笑)。

友人がNYから日本帰国したら、お花を教えると張り切りだしたのです。私と同じころに始めた人です。

ちょうど同じくして、当時小中学生だった息子たちが「スラムダンク」にはまり、そして私も。。。

おもしろくて、奪うように読み、感動して、桜木花道くんの大ファンになりました。

あの素直にそして果敢にチャレンジする姿に心奪われました。あの最後の一秒までもあきらめずに力を尽くして挑戦するバスケットボール。

そして思ったんです。「あぁ、私って青春かけて思いっきり何かしたことってなかったなぁ。いいなぁ、こういうの、うらやましい。」と。

子供のころの私はのんびりやで他力本願。あまりモノをはっきり考えないというか、自分の意見を持つことはありませんでした。今は誰も信じてくれませんが。。。(笑)

それが「スラムダンク」を読み、友人が花に燃えるのを見て、「何も今から命賭けるものがあってもいいじゃない!いつスタートしても遅いということはない。私もやろう!」って突然思い立ちました。

それを後押ししてくれたのが、母親です。私には息子が2人いますが、「今に親を離れるのだから、その時に打ち込めるものがあるといい。しかも、手に職がある人は強い。」との意見です。

ちなみに、母親は今年80歳ですが、裏千家の先生として毎日が充実しています。周りは明るくて熱心な生徒さんたちばかり!



さて、それから数年後、私は精神的にものすごく大きなショックを受けることがありました。気持ちはなんとか保とうと意識するのに、一気に20歳も老けた感じがしました。胃腸をこわし肌はぼろぼろ、目もどんより、覇気がなく、自分でも最低、と思いました。どうしてこうなっちゃったんだろう。。。

そのころ会う友人たちが私の顔を見て、ひどく驚いてギョッとした顔をするんですね。それを見るともう悲しくて、さらにショックでまた落ち込んで。。。

「このままじゃ、いけない。習いにくる生徒さんに申し訳ない。」と、気持ちをしっかり持ちたくてはと思いました。誰が元気のない先生にお花を習いに来るでしょう。私ならいやになります。

だから、それから「心の平安」について考えるようになりました。鏡の中の老け顔を見ながら、「気持ちを強く、ゆったりと持ちたい」と心から願うようになりました。

私はあらゆることに未熟で不完全でしかも依頼心が強い。誰かが何とかしてくれるのを待つのではなく、自分でしっかり考え、責任をとり行動したい。

肌の方はなんとかエステによって回復の兆しをみせてくれました。見た目にひどいと自分に自信がなくなって運気も下がるというものです。

しかし、外側OKでも気持ちを強くするのは私の責任です。「私は大丈夫。守られている」という安心感は絶対に必要です。

マインドがしっかりしたら何事も乗り越えられる。いつまたショックなことがあっても、すぐに立ち直る強さが欲しい。もうあんなに落ち込むのは、絶対にイヤ!

それから私のマインドの学びが始まりました。いろいろな本を読み、サクセスマインドを学ぶようになり。。。「引き寄せの法則」を知りました。

おかげさまで今ではとても気持ちが豊かで明るくなりました。何でも物事をポジティブに捉える「くせ」がつき、前にも増して明るくて素敵な人たちと出会うようになりました。「心の平安」とは何か、しっかりとわかるようになったのです。



そしてこの夏のこと。

アメリカもあまりに暑いので外にでないで家で本を読んだり、瞑想したり。その瞑想の中で、こんなメッセージを次々に受けたのです。

瞑想の後で書き出したメモから拾っています。

「自由。自分で決断して自分で行動する。結果は気にしない。自信を持つこと。私は私でいいのだという感覚。表現すること。人に喜ばれるお手伝い。イキイキしている。元気である。平和。癒し。それぞれがお互いの個性を認め合う世界。」

私、この瞑想の後、とても気持ちがすっきりしたんですね。感謝にあふれてきていい気持ちでした。でも、誰にも言いませんでした。

そうしてこの2日後、私のパートナーからまじまじとこう言われました。
「お前、顔がすごーく円満になったなぁ。本当にそう思うよ」と。

えっ?円満?

思ってもみなかった言葉。でも、じわ~と嬉しさが込みあげてきました。

そうか、やっぱりそうなんだ。私の使命がはっきりしたんだ。もやもやしたのが晴れて、心から納得した瞬間でした。

すごーい!まじにいわれるほど表に現れるほどだなんて。

この瞑想の方法は、「コア・トランスフォーメーション」。潜在意識に達成する方法の一つとして紹介されているものです。

その瞑想に気をよくして、その2週間後にまたトライしてみました。そうしたら、今度はこんなメッセージが。

「飛躍したい。ステップアップ。次なるステージに行きたい。伝えること。若さを表現。若さをクリエート。若い人たちの育成。ワクワク感を伝える。。。」など。

もうーー、こうなったら、私の学んだこと、実践したこと、思うこと、出会ったことなどをどんどん発信していくしか今は方法がありません!若い人にだってーー!

それで、ビューティに関してそれまでつらつらと書いていたブログ: NYエレガンスのタイトルも替え、ヘッダーコピーも写真も替え。。。私が出来るところから発信していくことにしたのです。


私が本当に望むことは、「美」に囲まれていつまでもイキイキと「若く」いたいこと。そして、それをみんなで分かち合いたい!

アンチエイジングとは、見た目だけの若さを作ることではありません。「心の使い方」を若くしないと、決して見た目も若くいられないことを知りました。

私の2人の息子たちはもう大学生と社会人。私もいつまでもチャラチャラと単なる「若作り」をしても始まりません。

もちろん見た目の美しさ、スキンケアも大切です。化粧法よりもスキンケア!

私の肌がぼろぼろになって、本当に肌の美しさを保つ大切さを思い知らされました。「見た目」も大切なんです。元気がでなくなってしまう。

一時的にエステに救われても、肌の奥からの輝きを持たないといけません。それはきちんとしたスキンケアで可能です。もちろん健康の大切さは言うまでもありません。

今では、私はよいスキンケアに出会ったおかげでしみが消え、肌の張りを取り戻し、気持ちもさらに明るくなりました。



おかげさまで私のところには、スキンケアや健康に関すること、心の学びなどいろいろなよい情報が来ています。私のところで止めておくのはもったいないです。

私はプロの美容家でもコーチでも健康のコンサルタントでもありません。でも、気持ちが強くなりたくて、心の平安を持ちたくて、肌をきれいにしたくていろいろ学び、試してきました。

私の学びもまだまだ続いています。でも、「美容」や「心の使い方、夢の叶え方」など、私がトライしてよかったもの、学んでいいと思ったこと、実践したこと、ピンとくるものをブログやHPでどんどん紹介していきたいと思います。

少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。